山中塗りのご紹介
山中座には、山中漆器の技術と職人の力が総結集した建築への取り組みとして作られました。
また、“漆”の建築物への利用は、防虫・防水など木部の保護に始まり、古来より高台寺蒔絵や中尊寺金色堂など、室内装飾には漆技術が使われてきました。
中でも、拭き漆仕上げは、塗りと拭き取りを数回繰り返し、木目の美しさを生かす塗り方で、現在でも北陸地方では柱、鴨居、床、階段などに使われています。
化学塗料は、塗って乾いた直後が最大強度ですが、漆は生きており一番強度を出すのは約20年後です。
山中座ロビー格天井「わらべたちのまつり」
山中漆器の伝統的な手書きの蒔絵の研ぎだし技法による金・銀をベースとして、その上に色漆で彩色し、さらに下地の金を研ぎだし、仕上げた作品です。
絵のモチーフに使われているのは、山中温泉最大のお祭り「こいこい祭」で担がれている“湯女みこし”と“おわんみこし”です。
菊の湯ロビー格天井「四神彩色菊紋」
山中漆器の近代技法シルクスクリーン印刷による、菊紋様を華麗に描いた作品です。
古代中国から伝わった四神は、京の都や相撲の土俵場にも用いられ、東の青竜を青で、西の白虎を白、南の朱雀を朱、北の玄武を黒で表現しております。
ホール松羽目
技法:シルクスクリーン金蒔絵
ホール欄間
技法:欅挽き物七宝組み・拭き漆仕上げ
ホール入り口階段
技法:布目根来塗り、拭き漆
山中座ロビー
技法:欅拭き漆仕上げ
ホール入り口扉
技法:ドアパネル:朱、黒、石目地仕上げ寄せ組み
取手:欅挽き物・拭き漆仕上げ
菊の湯
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