夜になって風がなく気温が零下十五度位になった時に静かに降り出す雪は特に美しかった。
真暗なヴェランダに出て懐中電燈を空に向けて見ると、底なしの暗い空の奥から、 数知れぬ白い粉が後から後からと無限に続いて落ちて来る。
それが大体きまった大きさの螺旋形を描きながら舞って来るのである。
そして大部分のものはキラキラと電燈の光に輝いて、結晶面の完全な発達を知らせてくれる。
何時までも舞い落ちて来る雪を仰いでいると、 いつの間にか自分の身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が起きてくる。
中谷宇吉郎「冬の華/雪雑記」より

開催中のイベント

第7回 金賞「metamorphoze」米元優曜(富山県)
第8回雪のデザイン賞関連企画展「雪のデザイン賞寄贈作品〜第1回から第7回まで〜
            第7回 金賞「metamorphoze」米元優曜(富山県)

【期 間】4月2日(木)〜7月14日(火)
今年度、当館で第8回雪のデザイン賞が開催されるのを機に、過去のデザイン賞で加賀市へ寄贈された作品の中から、約20点展示します。
これからのイベント
実験の様子
第1回子ども雪博士教室 「シャボン玉の中の雲」
シャボン玉の中に雲を作って、雲のしくみを学ぼう!

【日 時】5月16日(土)10時〜11時30分
【講 師】皆巳 幸也 先生(石川県立大学准教授)
【対 象】小・中学生
【申 込】要(お電話にてお申込み下さい。)
【定 員】20名(先着順)
【参加費】無料