夜になって風がなく気温が零下十五度位になった時に静かに降り出す雪は特に美しかった。
真暗なヴェランダに出て懐中電燈を空に向けて見ると、底なしの暗い空の奥から、 数知れぬ白い粉が後から後からと無限に続いて落ちて来る。
それが大体きまった大きさの螺旋形を描きながら舞って来るのである。
そして大部分のものはキラキラと電燈の光に輝いて、結晶面の完全な発達を知らせてくれる。
何時までも舞い落ちて来る雪を仰いでいると、 いつの間にか自分の身体が静かに空へ浮き上がって行くような錯覚が起きてくる。
中谷宇吉郎「冬の華/雪雑記」より

開催中のイベント

20周年のあゆみ
開館20周年特別展「中谷宇吉郎雪の科学館20年のあゆみ」
開館から今までの館のあゆみをパネルと記念品の展示で振り返ります。

【期間】平成26年10月23日(木)〜平成27年3月31日(火)

開催中のイベント

雪の結晶
開館20周年特別展「よみがえる雪の結晶と火花放電の写真」
中谷宇吉郎が遺した乾板から最新のスキャンプリントで甦り、札幌国際芸術祭で展示された雪の結晶と火花放電の写真を展示します。

【期間】平成26年10月26日(木)〜平成27年3月31日(火)

開催中のイベント

子ども会員大募集!!
 子ども雪博士教室では、定期的に行事に参加してくれる「子ども会員」を募集しています。
 
 《特典》
  1.会員証をお作りします。
    2.行事のご案内などをいち早くご自宅までお送りします。

これからのイベント
第7回 金賞「metamorphoze」米元優曜(富山県)
第8回雪のデザイン賞関連企画展「雪のデザイン賞寄贈作品展〜第1回から第7回まで〜
【期 間】4月2日(木)〜7月14日(火)

今年度、当館で第8回雪のデザイン賞が開催されるのを機に、過去のデザイン賞で加賀市へ寄贈された作品の中から、約20点展示します。